M&A・事業承継用語 2022/02/13

PMI(Post Merger Integration)|M&A・事業承継用語

PMI(Post Merger Integration)|M&A・事業承継用語
                    

PMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)

PMIとは、M&A後の統合効果を最大化するための統合プロセスです。Post Merger Integration(ポスト・マージャー・インテグレーション)の略です。
統合の対象範囲は、経営、業務、意識など統合に関わるすべてのプロセスに及びます。M&Aにおいては、M&Aをはじめる当初想定していたようにスムーズに統合プロセスやシナジーの創出が進まず、期待していた成果が十分に上がらないことも少なくありません。

PMIは、経営統合、業務統合、意識統合の3段階からなり、これらを円滑に行うことを目的とします。

PMI

M&Aにより十分なシナジー効果を発揮するためには、適切なPMIの実施が欠かせません。PMIの成功に意識するのは「トップダウン型の基本方針の提示」、「統合準備室を中心とした検討体制の整備」、「PMIマスタープランの作成」です。

PMIに取り組むには、限りある時間のなかで、より大きく効果が発揮できるであろう領域について優先順位をつけ着手し、また、いつまでに統合を行うかを明確にすることが重要です。また、早期にM&Aによる成果を得るためには、当事者である買い手・売り手両社の戦略や業務の統合のみならず、組織や風土の融和を図ることも大切なポイントとなります。

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秘密保持契約(NDA)
秘密保持契約(NDA)

M&Aにおいて交渉を進める相手企業に、自社情報を開示する場面があります。自社の重要な製品情報やノウハウ、顧客情報など秘匿性の高い情報の漏えいを防止するため、取引相手との間で秘密保持契約書(NDA)を締結します。

秘密保持契約書とは、秘密情報を第三者へ開示または漏えいを禁止することなどを定めた契約書で、英語でNon-Disclosure Agreementと呼ばれるため、頭文字をとって、NDAと略称されます。

参考コラム:M&Aにおける機密保持契約の意義 〜機密情報保持契約書の作成ポイントを解説 〜

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親族内継承/親族外継承
親族内継承/親族外継承

親族内承継とは、事業を子どもや孫、甥、姪などに承継させる方法で、配偶者や娘婿も含む、血縁・親族関係のある者が後継者となる場合の承継をいいます。

これに対して後継者が親族以外の場合を親族外承継といいます。 昨今、親族が家業を継がない割合が高まり、親族外承継を目指すケースが増加しています。

親族外でも、社内か社外かで分かれます。社内の親族外継承は一般的にM&Aで第三者に譲渡することです。

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ノンネーム(ノンネームシート)
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ノンネームとは、会社名等を伏せて、業種、地域、概算の規模等ポイントを簡単に要約したものになります。ノンネームは匿名ではあるものの、会社の情報から特定されたり、情報漏えいのリスクもあります。主な項目としては売手企業の事業内容や業種、事業所の所在地や従業員数、売上高などの財務状況、希望の売却価格などある程度どのような会社かイメージできる情報になります。秘密保持契約の締結後に社名を明かし詳細情報を開示します。これをネームクリアといいます。

反対に会社名を明かして交渉を進めることをバイネーム、オープンネームといいます。

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